異常気象の味方 ― 暑さに負けない「バイオスティミュラント」活用法
2025年5月、農林水産省は「バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン」を発表しました。
これは、自然界由来の微量成分が作物のストレス耐性や栄養吸収を助け、品質や収量の向上につながることを、国として初めて公式に示した指針です。
バイオスティミュラントとは
微量で植物の成長プロセスを促進する、自然由来の物質です。
高温や乾燥といった環境ストレスへの耐性を高めるとともに、養分の吸収・利用をサポートします。
リドックス製品とバイオスティミュラント
リドックス社は、創業当初から一貫して可溶性炭素化合物などのバイオスティミュラントを活用してきました。単に肥料(NPK)を与えるだけでは、その効果が十分に発揮されない場面もあります。
バイオスティミュラントを併用することで、肥料の効率的な利用が進み、同時に高温・乾燥といったストレスへの耐性も高まります。
以下に推奨する製品にはすべて、可溶性炭素化合物が含まれております。
異常気象が常態化する今こそ、植物の「自助力」を引き出す資材をぜひお試しください。
🌞 酷暑への対応策としての推奨製品
- Rx780(N:7.0, P:6.5, K:11.5)
光合成や根の働きを支え、暑さによる活力低下を回復。更にL-アミノ酸により作物の糖度向上に貢献 - スプリーム(N:1.0, P:10.0, K:13.0)*水和剤の場合
アミノ酸の働きで、猛暑下でもタンパク質合成を安定化し、うま味と収量向上を促進。 - ダイカップ(P:28.0, K:48.0)
抗酸化作用により、強い日射や高温ストレスで発生しやすい品質低下を抑える。 - CaSi (Ca:14.0)
ケイ酸とカルシウムにより茎葉を強化。葉焼けや白未熟粒のリスク軽減に。
💧 水不足への対応策としての推奨製品
- ルーテックス(N:10.0, P:43.0, K:5.5)*水和剤の場合
根の活性と水分吸収を助け、乾燥下でも安定した初期生育を実現。 - ペネカル(Ca:14.0)
土壌の透水性・保水性を改善し、水分ストレスから作物を守る。 - ダイカップ(P:28.0, K:48.0)
乾燥時の細胞損傷を抑え、品質・収量を安定させる。
⛈ 豪雨・暴風への対応策としての推奨製品
- ペネカル(Ca:14.0)
細胞壁の強化と根張りの促進により、倒伏や過湿害に備える。 - CaSi (Ca:14.0)
茎葉を構造的に強くし、風雨による裂果・倒伏・病害侵入を防ぐ。
ドローン散布にも対応した製品を多数取り揃えております。
ご質問などございましたらお気軽にお問合せ下さい。
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