より良い作物を作るための解決策
作物は水や養分の大半を土壌中から根を通して吸収します。そのため、根、水分管理、土壌成分などが作物を作るうえで重要な要素となります。ここでは、作物を作るうえで特に重要となる5つのカテゴリーとそれぞれの対応資材をご紹介します。
対応資材
分析サービス
土壌の栄養素やpHなどがどのような状態にあるのか、また、灌水する水の性質がどのような状態にあるのかは、作物の肥培管理や水管理を行う上で欠かせない情報です。リドックスの扱う科学分析は、必要なソリューションを見つける際の強力な一つのツールであり、土壌分析と水質分析を用意しています。
土壌分析
土壌に肥料を入れたのに十分に肥効が現れないことがあります。入れた肥料の栄養素の種類と量が誤っていれば、肥効が現れないだけではなく、肥料の無駄遣いになり、コストパフォーマンスもぐっと落ちて収益が悪くなります。Redox土壌分析のもっとも大きな特長は、その土壌を改善するための優先順位のグラフが与えられていることです。つまり、どの栄養素を最も重視して与えたら良いかがわかります。これにより、コストパフォーマンスの高い肥培管理を行うことができます。
測定項目は多量要素(窒素、リン、カリウム、硫黄、カルシウム、マグネシウム)、微量要素(鉄、マンガン、銅、亜鉛、ホウ素、塩素)やナトリウムの置換性値だけではなく、水にすぐ溶けて出る(可給態)栄養素の値をも分析により得られます。さらにアンモニア態窒素、硝酸態窒素の他に重炭酸塩の測定値も得られます。レポートの最初に、pHやEC(電気伝導度)、有機物量それにCEC(陽イオン交換容量)の基本情報が記載されます。
水質分析
水質の良くない灌水を続けていると土壌構造を悪くし、作物の生育に負荷を与えてしまいます。また、灌水する水が地下水や池水、河川水の場合でも、栄養素等の濃度が高すぎて生育阻害要因となる場合があります。以上のような種類の灌水を行われているようであれば、一度、水質分析を行うことをお勧めします。
Redoxの水質分析では、pH、EC(電気伝導度)、カルシウム、マグネシウム、カリウム、硫酸イオン、ナトリウム、ホウ素、炭酸、重炭酸、硝酸態窒素、塩素陽イオン/陰イオン比を測定します。